文書バージョン 202403-01
MOTIWAREのロボットエラーの要因の一覧を示します。
・ロボット全体のロボットエラー要因
・各軸のロボットエラー要因
ロボット全体のロボットエラー要因は次表の通りです。
No. | エラー内容 |
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1 | 補間動作中のエリアオーバ:補間動作にて動作中継位置が不適切。本エラーでは、ロボットはサーボOFFになりません。 |
2 | 位置決めタイムアウト:位置決め待ちタイムアウト時間内に位置決め完了とならない(位置決め完了幅の範囲内に入らない)。本エラーが発生した場合、対象ロボットの全軸を自動的にサーボOFFします。 |
ロボット内の各軸のロボットエラー要因は次表の通りです。次のエラーが発生した場合、対象ロボットの全軸を自動的にサーボOFFします。
No. | エラー内容 |
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3 | ドライバアラーム |
4 | オーバラン正方向 |
5 | オーバラン負方向 |
6 | 最高周波数オーバ |
7 | 位置偏差エラー |
8 | 原点センサの故障 |
9 | RTEXのドライバから読出したメーカIDと、モーションコントローラ内部に登録したメーカIDが不一致 |
10 | RTEXのドライバコマンドRTEX経由フルクローズ軸に対してサーボオン時にコマンド実行 |
11 | RTEXのドライバコマンドタイムアウト1 |
12 | RTEXのドライバコマンドタイムアウト2 |
13 | RTEXのドライバコマンド実行エラー |
14 | RTEXのドライバコマンドABS軸に原点復帰コマンド実行、またはINC軸に多回転クリア実行 |
※ RobGetErrorStatus関数を用いると、発生しているロボットエラーの詳細な情報を得ることができます。