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MOS言語仕様 > 式


式とは、演算子(オペレータ)と演算数(オペランド)を組み合わせたものです。演算子の種別により、算術式、比較式、論理式、ビットごとの論理演算式があります。また、これら式を組み合わせて、1つの式にすることができます。

算術式

演算数を算術演算子によって演算します。
例)
val + 12.34

比較式

演算数と演算数の比較を行い、真(1)または偽(0)の結果を得ます。
例)
val1 > val2
val1 == 123.45

論理式

演算数の論理演算を行い、真(1)または偽(0)の結果を得ます。
例)
val1 || val2
~val1

ビット演算式

演算数のビット演算を行います。
例)
val1 & 0x00ff

自動型変換

異なる型どうしの演算は、short型、long(int)型、float型、double型の順に、自動型変換されます。 つまり、片方がshort型で、片方がdouble型の場合、double型に変換されます。 代入式の場合は、左辺式の型に型変換されます。右辺式が浮動小数点型の場合、小数点以下は切り捨てられます。

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